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Oracleは3月26日(米国時間)、新しいSPARCサーバラインナップを発表した。SPARCサーバはミッドレンジからハイエンドを対象とし、OSとしてOracle Solarisを搭載する。大容量データの処理などを要求される場合に活用される。プロセッサには「SPARC T5」が採用されている。
新しく追加された主なSPARCサーバラインナップは次のとおり。
- SPARC T5-1B Server Module
- SPARC T5-2 Server
- SPARC T5-4 Server
- SPARC T5-8 Server
- SPARC M5-32 Server
- Netra SPARC T5-1B Server Module
SPARC T5はSPARC T4の次のプロセッサ。周波数が3.6GHzに引き上げられたほか、プロセッサあたりのコア数が8から16へ引き上げられている。ソケットも最大8まで対応。製造は40nmから28nmへ変更されている。1コアあたり8スレッドに対応するため、SPART T5はプロセッサあたり128スレッドが動作することになる。
SPARC T5はシングルスレッドの性能を引き上げると同時に、マルチスレッドの動作も改善されている。8ソケットモデルで1024スレッドが動作することになる。