NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、パブリッククラウドサービス「Bizホスティング Cloudn」において、アクセス状況に応じて仮想サーバを自動的に増減する「Auto Scaling」機能や大容量トラフィックを自動的に負荷分散させる「Load Balancing Advanced」機能、仮想サーバやデータベースを複数のデータセンターに分散して構築・運用できる機能などのメニューを拡充し、 3月28日より提供開始すると開始した。
「Auto Scaling」は、設定したポリシーに応じて仮想サーバを自動的に増減する機能で、「Load Balancing Advanced」は、トラフィックを複数の仮想サーバに負荷分散する機能。これらを利用すれば、インターネットトラフィックの状況に応じて、予め設定した条件に基づいて仮想サーバを自動的に増減(スケールアウト/スケールイン)したり、複数のデータセンターにある仮想サーバに分散することができる。
そのほか、高信頼なシステムを構築するために仮想サーバを構築するデータセンターを選択できる「Facility Redundancy Zone」、大容量・高信頼のNFSプロトコルのファイルストレージ機能「File Storage」、複数拠点で冗長化されたリレーショナルデータベース機能(MySQL)「Relational Database(RDB)」も拡張される。
Bizホスティング Cloudnを利用したシステム構成イメージ |
また同社は、Load Balancing Advanced (LBA)、Relational Database (RDB)などを、4月末まで無料で使える「新サービス体感キャンペーン」、および「Bizホスティング Cloudn」の機能について、最大3カ月、5,000円分の利用まで無料で使える「Cloudn新サービスリリースキャンペーン」を3月28日~6月30日までの期間限定で実施する。