NTTデータイントラマートは、エンタープライズ向けのクラウドサービス「Accel-Mart(アクセル・マート)」を、2013年5月より試験運用サービスを開始し、6月から本番稼動予定を目指すと発表した。
本サービスは、昨年10月にリリースしたシステム基盤「intra-mart Accel Platform(以下、iAP)」をPaaS(Platform as a Service)とし、実行基盤、開発基盤、及びiAP上で開発されたパッケージ群を低コストで早期提供するために、NTTデータイントラマートが主体となって立ち上げたクラウドサービスで、エンタープライズクラウドとして、企業が必要とする「情報蓄積」、「情報分析」、「業務統制」、「業務改革」機能を提供する。
また、外部クラウドサービスや既存システムとの連携を柔軟に実現する仕組みを備え、オンプレミス製品としてiAPが提供されているため、両者がハイブリッド連携が容易に実現され、企業の既存IT資産をより有効に活用できる、完成度の高い豊富なアプリケーション群となっている。
本年度提供予定のアプリケーションは、「intra-mart Accel Collaboration:グループウェアとソーシャル機能が充実した新しいコラボレーション製品」、「intra-mart Accel Documents:全社規模の文書管理システム(開発元:富士ゼロックス)」、「intra-mart Accel 皆伝!:経費・旅費などのワークフローシステム(開発元:スミセイ情報システム)」、「intra-mart Accel FAST購買(仮称):グローバルで利用できる購買調達システム(開発元:TIS)」。
同社は「Accel-Mart」上にて提供するアプリケーションを今後拡充していくにあたり、Accel-Martコンソーシアムの立ち上げを予定。アプリケーションをより便利に利用できる各種テンプレートの検討や、各社アプリケーション間の連携を前提とした技術情報・マーケティング情報の共有を行い、完成度の高いアプリケーションをパートナーと連携して提供することを目的としている。