総務省行政評価局は3月26日、行政苦情救済推進会議の意見を踏まえ、「郵便ポストの取集時刻における土曜日の表示の明確化」について、日本郵便にあっせんしたことを発表した。
現在、郵便ポストは、昭和24年から平成7年までに設置された古いタイプのもの(旧型)や、平成8年以降に設置された新しいタイプのもの(新型)などが混在している。取集時刻の表示方法は、旧型郵便ポストでは「平日」「休日」の2区分、新型郵便ポストの表示は「平日」「土曜日」「休日」の3区分となっている。
このような現状を踏まえ、日本郵便は利用者の利便性の向上の観点から、旧型郵便ポストにおいて「土曜日」の取集時刻が「平日」に含まれることを明確に表示する必要がある、というのが今回のあっせんの要旨。
なお、2012年3月31日時点の郵便ポストの数は18万5409本で、このうち旧型郵便ポストは9万6853本だという。