MetaMoJiは、モバイル端末向け手書きノートアプリ「Note Anytime」および日本語手書き変換IME「mazec2」Android版について、β版の提供を開始した。
「Note Anytime」は、絵や文字を自由自在に入力し、編集することができる手書きノートアプリ。このアプリは、これまで2012年9月26日にiPad版、10月26日にWindows 8/RT版、12月5日にiPhone版の提供されており、このたびAndroid版が追加される形となる。Android版では、最大2,500倍の拡大率の手書き編集機能やPDFアノテーション機能、カリグラフィーペンなど、既存アプリの全ての機能を搭載。Androidへの対応によって、主要モバイルOS全てに対応することとなる。そのため、異なる端末からでも同じ操作性で、アイデアメモからイラスト制作やラフスケッチまで、デザインや創作の分野でも活用することができる。
また、「mazec2」は、Android端末で手書き入力を利用することが可能となる、日本語の入力方式(IME)。手書き変換エンジン「mazec」をブラッシュアップしたもので、UIを全面改良したほか、漢字とひらがなを混ぜて入力できる交ぜ書き変換も搭載。Note Anytimeと連携し、手書き文字の直接入力と、入力文字のテキスト化が利用可能になる。
なお、製品版については2013年4月から提供を開始する予定。両製品とも、パーソナルクラウド「デジタル・キャビネット」の利用が可能。同機能によって、OSの異なる複数のモバイル端末から編集することができるようになる。