NECソフトは27日、経済産業省「ダイバーシティ経営企業100選」を受賞したと発表した。 同社は、事業のグローバル化を推進する中で、企業競争力を高め、勝ち残るためにも、多様な人材を受け入れ、その能力を最大限に活かすことを目指し、ダイバーシティ推進活動に取り組んでおり、その取り組みが評価されて、ダイバーシティ経営の実践企業として受賞した。

ダイバーシティ経営企業100選

2002年に女性管理職の会C-Wing(Career for Women in NECソフトウェアグループの略)を立上げ、2012年4月23日に10周年を迎えた。

設立当初は、後進の育成・女性管理職同士のネットワーク作りとスキルアップを目的に女性活躍推進活動を開始したが、2007年に活動を本格化し、各種施策を実施。2009年には、人事総務部にダイバーシティグループを設立し、女性だけでなく、外国籍社員・障がいを持つ社員・介護等、多様な価値観を持つ社員の活躍推進のための施策を展開してきた。

今後は、多様な人材を受け入れると共に、管理職比率や、社内の各委員会、選抜研修等への女性に対して一定の人数枠を設ける制度であるクォータ制の導入、女性社員のコア人材発掘による母集団の形成、外国籍社員向けグローバルキャリアパスの明示等、各種施策に取り組んでいく。