アールエスコンポーネンツ(RSコンポーネンツ)は3月26日、名刺サイズのLinux PC「Raspberry Pi」の機能を省略することで価格を抑えた「Model A」を日本を含むアジア太平洋地域において販売を開始したほか、財団「Raspberry Pi Foundation」と新たにRaspberry Piのグローバル販売契約を締結したことを発表した。
Raspberry Piは、コンピュータの開発スキルの発展を促進するために設立された財団「Raspberry Pi Foundation」が、これからのIT開発者やプログラマのために開発した、Linuxベースで動作する低コストの名刺サイズのパソコン。
Model Aはすでに販売されている現行のModel Bに比べ、プロセッサはARM1176JZF-Sを搭載したBroadcomのBCM2835(700MHz駆動)のまま、メモリ容量を半分の256MB(SDRAM)に、USBポートも半分の1つに省略したほか、10/100 BaseTイーサネットソケットが省略された廉価版モデル。
なお価格はModel Bよりも約30%低い2150円(税別)となっており、同社のオンラインストアにて購入することが可能となっている。