米Microchip Technologyは3月20日(米国時間)、同社の16/32bit PIC MCU上で動作するGUIをデザインするためのツール「GDD X(Graphics Display Designer X)」の無償提供を開始したことを発表した。
GDD XはWindows/Linux/Mac OSの上で動作し、必要とするGUIデザインをWYSIWYG(What You See Is What You Get)環境で構築する事が出来る。GDD Xを使う事で、例えば自動車(数値/ゲージ表示やインフォテイメント機器)・産業機器(オペレーション画面)・家電(コーヒーメーカーや冷蔵庫、電子レンジ)、民生機器(警報装置や学習玩具)、医療機器(ベッドサイドモニターや分析機器)など幅広い用途でのGUI開発の迅速化が可能になると同社は説明する。
なおGDD Xは同社の提供するGraphics Libraryを利用する形で動作し、単体あるいは同社のMPLAB Xのプラグインとして動作する。GDD Xは同社のWebサイトより入手できる。