モリサワは、プロ向け可変印刷ソフト「MVP」の最新バージョン「MVP 7 Standard Edition」および「MVP 7 Professional Edition」の販売開始を発表した。発売日は4月22日。

プロ向け可変印刷ソフト「MVP」のWebページ

「MVP」シリーズは、テキスト・画像などの内容を1枚ごとに変えてプリントする「可変印刷(パーソナライズプリント、バリアブルプリント)を可能にするもの。最新版の「MVP 7」では、これまでも対応していたハガキのみならず、封筒の宛名のレイアウトを最適化する「宛名ボックス[封筒]」や、ドキュメントごとに人名の文字アキやルビを編集できる「人名アキ量編集ツール(プロ版のみ)」を搭載。加えて、OpenTypeによる外字入力支援ツール「OTパレット[MVP]」が付属。人名に必要な異体字や「つち吉」など、JISコードやUnicodeに含まれていない外字を入力し、組版・印刷を行うことができる。

また、Windows 8をはじめとした最新の環境に対応(Windows 8[32bit/64bit]、Adobe Acrobat XI、Photoshop CS6)。また、同ソフトの「Professional Edition」では、1ライセンスで3台のPCまで運用可能なマルチライセンスにて提供する。

なお、同製品の新規購入価格は買取方式と年間契約方式のふた通りが用意されている。MVP プロ版は買取方式が94万5,000円、年間契約方式が21万円/1年。スタンダード版は買取方式が36万7,500円、年間契約方式が8万4,000円/1年。前バージョンからのアップデート価格は買取方式のみで、1世代前(Ver.6、Ver.5)が10万5,000円(プロ版)、5万2,500円(スタンダード版)、2世代前(Ver.4)および3世代以前(Ver.1、Ver.2、Ver.3)が21万円(プロ版)、10万5,000円(スタンダード版)。ちなみに、MVP Ver.1/Ver.2/Ver.3のサポートは、2014年2月末日にて終了となる。