東京都 生活文化局は3月25日、若者の新たな情報発信ツールとして開発したスマートフォン用ゲームアプリ「まもれ! シューマ&エルメ」の提供を開始した。同アプリのiOS版はApp Store、Android版はGoogle Playから無料でダウンロードできる。
東京都によると、新たな手口で消費者を狙う悪質商法は後を絶たず、若者が被害にあった場合、なかなか相談に結びつかないことが問題になっているという。同アプリにはこのような問題の解決を支援するための機能が搭載されている。
ゲーム画面と消費生活情報テロップ |
同アプリではゲーム画面の上部に、若者に対する注意喚起情報や消費者被害情報、通報に基づく架空請求事業者名などがリアルタイムで配信され、ゲームで遊びながら情報が得られるようになっている。
ゲームは、画面上の大砲を指でスワイプして球を発射し、同じ色の風船を3つ以上並べて割っていくというもので、ゲームの結果は週ごとにランキングで表示される。
また、最近の若者向けの消費者被害情報を提供する「注意情報」や、消費生活センターに寄せられた相談と回答を掲載する「よくある相談」、東京都の消費生活関連情報を公開する「東京くらしWEB」といったコンテンツも用意されている。