葛飾北斎リ・クリエイト展 実行委員会は、開催中の展覧会「あっぱれ北斎!光の王国展」の会期延長を発表した。会期は5月31日まで(休館日なし)、開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。会場は東京都・銀座のフェルメール・センター銀座。入場料は一般(高校生以上)1,000円、小・中学生500円。

あっぱれ北斎!光の王国展

同展では、"東洋のダ・ヴィンチ"とも称される葛飾北斎の作品を、大英博物館など世界の美術館で所蔵されている版画原画像をもとに、最新のデジタル印刷技術で印刷したものを展示する。その対象となったのは、「冨嶽三十六景」46点と「諸国瀧廻り」8点で、拡大版と原寸版を制作した。また、AR対応の音声ガイドを利用することができ、「動く北斎」を体験できる仕掛けも用意されている。

なお、同展会期中に行われているイベント「北斎ナイト」が、会期延長に伴い拡大開催される。このイベントは、2013年秋に大英博物館でも大規模な展覧会が予定されている「春画」を鑑賞するもので、「あっぱれ北斎!光の王国展」の展示作品も同時に鑑賞できる。開催日は会期中の毎週金・土曜日(18:00~19:30)、入場受付時間は18:00~18:30。解説ツアーは18;30~19:00(常設展示15分・春画展示室15分)。料金は2,000円(入場料+音声ガイド(iPad mini))となっている。