Ubuntu is a community developed operating system that is perfect for laptops, desktops and servers. |
Ubuntu 10.04 LTS デスクトップユーザはシステム更新をしなければならない時期が迫ってきた。OS newsがデスクトップ版Ubuntu 10.04 LTSのサポート期限が4月に終了することを伝えている。5月以降、デスクトップ版Ubuntu 10.04 LTSにはセキュリティやクリティカルなバグなどへの対応が実施されなくなる。
Ubuntu 10.04 LTS(開発コード:Lucid Lynx)は2010年4月に公開されたLinuxディストリビューション。まだ、UnityではなくGNOMEが標準のデスクトップ環境として採用されていたバージョンで、Ubuntu One Music StoreやMeMenuといったデスクトップユーザを強く意識した機能が追加されたバージョンでもある。
Ubuntu Foundationは2年ごとに長期的なサポートを提供するバージョンをリリースをしており、そのバージョンにはLTSという名称を付加している。現在のLTSはデスクトップ/サーバ版ともに5年のサポート期間となっているが、10.04 LTSが公開された当時はまだデスクトップ版はリリースから3年間と決められていたため、今年4月にサポートが終了することになる。
なお、10.10及び11.04はすでにサポートが切れており、11.10のサポート期限も2013年4月で終了するため、5月以降もサポートを受けるには12.04 LTSに更新する必要がある。Ubuntu 10.04 LTSからUbuntu 12.04 LTSへの更新作業についてはこちらが参考になる。