Microsoftは3月20日(米国時間)、同社Webサイト上にて組込機器向けOS「Windows Embedded 8ファミリ」として「Windows Embedded 8 Standard」ならびに「Windows Embedded 8 Pro」の提供開始を発表した。
Windows Embedded 8は、Windows 8ベースの組込機器向けOSで、これによりインテリジェントシステムの構築が可能となりクラウドやビッグデータと連携したInternet of Things(モノのインターネット)の活用が可能になると同社では説明する。
また、同社では2013年7月よりライセンシングオプションを提供する予定としており、これにより、企業は、Windows Embedded 8ベースのソリューションに自社独自の機能を追加、あるいは、購入できるようになるとする。
さらにWindows Embedded 8を利用するOEMパートナー向けにプラットフォームのダウンロード用Webサイトも立ち上げており、OEMパートナーによるインテリジェンスシステムの活用事例なども見ることができる。
なお、Windows Embedded POSReadyの次世代製品である「Windows Embedded 8 Industry」は、2013年4月の第1週に提供開始される予定だとしている。