インターネットに対応しアプリをダウンロードできる端末は、米国の家庭で5億台を数えるという。スマートフォンとタブレットが牽引役となっているが、ネットにアクセスする端末という点ではPCが相変わらず独占していることもわかった。
NPD Groupが全米の家庭にあるネット端末について調べ、「Connected Home Report」としてまとめた。それによると2013年第1四半期、米国の家庭では平均して5.7台のネット端末を所有していることがわかった。これは前回(2012年第4四半期)の5.3台からの増加となる。
カテゴリ別の普及率では、PCが93%と最も高い。スマートフォンは前回の52%から第1四半期は57%に、タブレットは35%から57%と大きく増えた。
台数としては、スマートフォンは900万台、タブレットは1800万台、2012年第4四半期から増加したという。それでもPCはほぼ普遍的な存在となっており、「米国のネット対応端末という点では、現在でも最も普及しているのはPCだ」と同社はまとめている。
メーカーでは、スマートフォン分野ではAppleとSamsungが最も流行しているブランドで、タブレットではAppleが独占していると報告している。