日本気象協会は3月18日、同社の運営するスマートフォンサイト「気象協会晴曇雨」において、国土交通省XバンドMPレーダネットワーク(XRAIN)のデータをもとに独自算出した予測雨量データを提供するサービスを試験的に開始した。

XRAINは、国土交通省により整備が進められている最新式レーダ(XバンドMPレーダ)の観測網で、集中豪雨や局地的豪雨に対する情報源として期待されている。従来のレーダよりも高分解能・高頻度の観測が可能で、2種類の電波を用いて観測を行うことで雨量の推定精度も高まるという。

今回提供が開始される同社のサービスでは、250メートル四方のエリアごとに、5分単位で60分先までの予測雨量強度雨量分布を確認できる。サービス提供エリアは東京 / 大阪 / 愛知 / 福岡 / 宮城で、試験提供期間中は無料で利用できる。

サービスの画面イメージ