キヤノンITソリューションズは18日、Linux OSに対応したサーバ用ウイルス・スパイウェア対策プログラムを新たに加えたESET法人向けライセンス製品「ESET Endpoint Security」「ESET Endpoint アンチウイルス」を、4月1日(月)より提供開始すると発表した。今回の対応で、 Windows 8に加えて新たにLinuxサーバに対応し、マルチOS環境でウイルス対策が可能になる。

ESET法人向けライセンス製品「ESET Endpoint Security」「ESET Endpoint アンチウイルス

ESETの法人向けライセンス製品である「ESET Endpoint Security」「ESET Endpoint アンチウイルス」に、Linuxサーバ対応のウイルス・スパイウェア対策プログラム「ESET File Security for Linux」が新たに追加され、既存ユーザーは、ユーザー専用サイトから無償でプログラムダウンロードができる。

ライセンスの提供価格に変更はなく、Windows 8をはじめ、MacやLinuxに対応したプログラムをユーザー環境に合わせて利用でき、Windows、Mac、Linuxで共通のウイルス定義データベースを使用しているため、他のOS上で感染するマルウェアも検出することができる。

主な機能としては、ウイルス・スパイウェア対策/ミラーサーバ機能/クライアント管理用プログラムとの連携/Webインタフェースがあげられる。

動作環境は以下の通り。

  • OS:Red Hat Enterprise Linux 5/6、SUSE Linux Enterprise 10/11 SP1まで、CentOS 5/6

  • メモリ:256MB以上

  • ハードディスク:250MB以上の空き容量

  • その他:Kernelバージョン2.6.X、glibc 2.3.6または、それ以上のバージョン