ラオックスは、グローバル化戦略の一環として、富士通マーケティング・エージェントと中国富裕層向けオンラインサービス分野で連携すると発表した。

ラオックスは、中国本土におけるラオックス(楽購仕)ブランドの構築に向け、FJMエージェントが運営に参画している中国富裕層をターゲットにしたECサイトである銀聯(ぎんれん)オンラインモール「銀聯在線商城日本館(以下:日本館)」に、総合家電量販店では初の出店となる「Laox銀聯(ラオックスギンレン)店」を2013年1月にプレオープンしており、リアル店舗とネットの融合による本格的なブランド拡大を目指し、3月末に正式にオープンする。

「Laox銀聯店」では、ラオックスが日中両国で展開するリアル店舗において人気の高い空気清浄器などの家電製品や理美容・健康機器などの商品を中心に販売するとともに、Eメールによる質問コーナーを作るなど、オンラインとリアル店舗相互のリピート購入の促進とオンラインの特性を活かしたアフターフォローも行う予定。

Laox銀聯店 業務イメージ

そして、ラオックスとFJMエージェント共同で、日本館の活性化を図るとともに、「Laox銀聯店」とラオックスのリアル店舗で連携したプロモーション活動なども展開していく。

ラオックスでは、「Laox銀聯店」の出店により、中国人観光客が日本国内で購入した製品や購入を検討した製品を、帰国後もECサイトから継続購入できることで、購入機会の拡大と、中国本土の店舗への来店数増加を見込んでいる。

一方FJMエージェントでは、ラオックスの日中両国のリアル店舗と連動したより効果的なプロモーションを提案し、日本館の利用者数増加を図っていく。