ソフォスは3月15日、モバイルデバイスの利用実態に関する調査結果を発表した。同調査は、オーストラリア、カナダ、ドイツ、アメリカ、イギリスの5カ国で行われ、調査方法は、ソフォスのセキュリティ情報発信ブログの読者を対象にした質問形式となっている。
発表によると、国別の平均デバイス携帯数は、ドイツ3.1台、アメリカ3.0台、カナダ2.7台、イギリス2.7台、オーストラリア2.6台で、ドイツ人が最も多くのデバイスを携帯しているという結果となった。また、1ユーザーあたりの平均デバイス携帯数は2.9台となっている。
最も携帯率の高いデバイスタイプは、スマートフォン:85%、ノートブックPC:65%。タブレット:48%、MP3プレーヤー:40%、電子ブックリーダー:29%だった。
所有しているデバイスのOSは、Android:40.9%、iPhone:40.5%、Blackberry:8.9%、Windows:3.4%。なお、ノートブックPCのOSでは、Windowsが49%と最も高く、Mac(22 %)の2倍、Linux(8 %)の6倍となっている。
同社では、調査結果と合わせて、デバイスのセキュリティを確保するためには、「パスワードやパスコードによるデバイスのロック」、「セキュリティソフトを含め、すべてのソフトウェアを常に最新の状態に維持」、「必要なデバイス以外は持ち歩かない」が重要になるとしている。