ジャストシステムは3月14日、モバイル&ソーシャルメディアの利用動向に関する調査結果を発表した。調査は同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して2月28日に実施されたもので、15~69歳の合計1100名が対象となっている。
発表によると、タブレットPCの購入を検討している人に7インチタブレットの機種ごとの購入意向を尋ねた質問では、「iPad mini」の購入意向が最も高く、前月の57.2%から61.7%に上昇した。
このほか、「GALAXY Tab 7.7」が30.4%から31.4%、「Nexus 7」が24.0%から30.3%、「Kindle Fire HD」が28.4%から30.0%、「AQUOS PAD」が28.1%から29.5%と、iPad mini以外の機種もすべて前月より購入意向が高くなっており、7インチタブレットへの関心が強まっていることがうかがえる。
WindowsのOS利用状況に関するアンケートでは、最も利用率が高いのは「Windows 7」の59.7%で、「Windows 8」を利用している人の割合は7.5%。2014年4月8日にサポートが終了する「Windows XP」は30.1%の人が利用している。
Windows向けブラウザの利用率は「Internet Explorer 9」が31.8%で最も高い。「Google Chrome」は25.6%、「Internet Explorer 8」は24.6%。Mac OS向けブラウザの利用率は「Safari」が83.8%、「Mozilla Firefox」が47.5%、「Google Chrome」が28.7%となっている。
また料理レシピサイトの利用状況に関する質問では、「現在利用している」人の割合が最も高かったのは「クックパッド」で42.6%。以下「楽天レシピ」が12.6%、「みんなのきょうの料理」が11.0%と続く。なお「クックパッド」の利用率は女性が59.5%、男性が25.8%となっている。
レポートではこのほかに電子書籍や携帯電話に関する質問も行われており、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2013年2月度)」レポート全文はWebサイトから、氏名や会社名などの情報を入力してダウンロードできる。