電子工作と手芸を組み合わせた新しいクラフトを提案しているアートユニット「テクノ手芸部」とエア書店「いか文庫」との共同イベント「羊毛フェルトを使って光るイカを作ろう」が3月31日、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(東京・渋谷)にて開催される。

イラストレーター・永井ひでゆき氏による、いか文庫のロゴ

2012年3月に結成された「いか文庫」は、本や本屋を楽しむ活動を続ける店舗もWEBショップも持たない"エア書店"。吉祥寺や新宿にある書店の棚を間借りしてフェアを行ったり、独自企画のイベントを開催するほか、フリーペーパー「いか文庫新聞」の発行なども行っている。

いか文庫が司会を務める今回のイベントは、テクノ手芸部のよしだともふみさんを講師に迎え、NHKスペシャルで特集されるなど最近なにかと注目を集めている"イカ"を題材に、LED電子パーツと羊毛フェルトを使って「光るイカ」を参加者と一緒に作成。テクノ手芸部が羊毛フェルト手芸のノウハウ、電子工作の材料集め術などを参加者と会話しながら作品づくりを進めるので、イカ好きや電子工作、手芸好きはもちろん、羊毛フェルト手芸や電子工作に興味はあるけれどきっかけがなくて始められていない方まで楽しめる内容となっている。

かすやきょうこさんとよしだともふみさんによって、2008年に結成された「テクノ手芸部」。世田谷ものづくり学校や日本科学未来館などでのワークショップ開催のほか、ブルームバーグ・パビリオン・プロジェクト(東京都現代美術館 / 2012年)では大型の作品を含むインスタレーション展示も行った

参加費は2,500円(書籍『羊毛フェルトでふわピカ動物をつくろう ~羊毛フェルト+LEDキット付き~』付き)。定員は25名で、申し込みはSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSの公式サイトにて受け付けている。

『羊毛フェルトでふわピカ動物をつくろう ~羊毛フェルト+LEDキット付き~』に付属するLED+羊毛フェルトキットで作れる、目が光るシロクマとウサギ