ビデオリサーチは、3~12歳の子どもを対象に実施した「キャラクターと子どもマーケット調査」の2012年12月度の結果を発表した。同調査は毎年6月と12月に実施されている。今回の調査ではキャラクターの人気度とPC・インターネットの利用状況がまとめられており、有効回答数は617となっている。
発表によると、子どもの人気が最も高いキャラクターは前回調査と同じく「ドラえもん」。男女別にみると、男子は「ドラえもん」、女子は「リラックマ」が人気度1位となっている。
PC・インターネット利用状況については、3~12歳のPC利用率が44.2%で、そのうち86.4%がインターネットを利用している。
「インターネットですること」を尋ねた質問では、「Webサイトの検索・閲覧」は全体の約8割が行っており、このほか「動画の視聴・ダウンロード」は約4割、「オンラインゲーム」は約3割の回答率。また、子どもが閲覧するWebサイトのベスト3は「YouTube」「Yahoo!キッズ」「キャラクターの公式サイト」という結果になった。
子どものインターネット利用について、母親の考えを尋ねた質問では、8割以上の人が「子どもがインターネットで何をしているかが気になる」と回答。「子どもがインターネットを使う場合はなるべく一緒にPCに向かう」と答えた人は約6割、「有害サイト対策を行っている」人は約5割となっている。