BIGLOBEは3月12日、IaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」上で利用可能なソフトウエアやミドルウエアを販売する「クラウドアプリストア」を開始すると発表した。

「クラウドアプリストア」概要

「クラウドアプリストア」は、クラウドサーバの構築・運用に必要なツール系ソフトウエアや、中小規模企業の業務効率化を実現する勤労管理、営業支援などの業務系ソフトウエアを中心に提供するサービスで、通常は一括購入となるソフトウエアを月額料金で提供することで、「必要な時に必要な分だけ」というクラウド利用のメリットをソフトウエアの提供でも実現する。

本サービスの提供ソフトウエアの第1弾として、アジア・パシフィック地域のHAクラスタリングソフトウエア市場において、トップシェアの「CLUSTERPRO X」と、Windows Server上のリレーショナルデータベース「Microsoft SQL Server」を提供する。

「CLUSTERPRO X」は、システムの障害を検知し、障害発生時には健全なサーバに業務を引継ぎ、高可用性を実現するHAクラスタリングソフト。価格は月額12万6,000円。

SQL Serverは、「Microsoft SQL Server 2012」または、「Microsoft SQL Server 2008 R2」を提供。BIGLOBEクラウドホスティングのサーバ「ベースモデル(Windows Server 2008 R2 Standard Edition(64bit))」にプリインストールした形態で提供。月額料金にサーバの月額料金も含まれる。「Windows Server 2008 R2 Standard Edition(64bit)」、「Microsoft SQL Server 2012」または、「Microsoft SQL Server 2008 R2」ともにマイクロソフトのサービス プロバイダー向けライセンス プログラム「SPLA」の条項が適用される。価格は、月額5万2,500円。