ジェイズ・コミュニケーションは3月12日、同日より、Juniper Networks開発のサービスゲートウェイ「Juniper Networks SRX240」強化版の販売を、パートナー企業を通じて開始すると発表した。

「Juniper Networks SRX シリーズ」(以下、SRX シリーズ)は、「セキュリティ機能」、「ルーティング機能」、「ネットワーク機能」を統合したエンタープライズ向けセキュリティ製品。OSに「Junos OS」を採用している。オプションの「AppSecure」ライセンスを導入することにより次世代ファイアウォールとして、アプリケーションを識別して通信のコントロールが可能となる。

今回販売が開始されるSRX240の強化版は、1Uサイズの筐体にオンボードで10/100/1000 イーサネットを16ポート備え、内蔵メモリが増強されている。フルIPSをはじめとするUTM 機能やインタフェースモジュールを追加することも可能。

そのほかの主な特徴として、Mini-PIMインタフェーススロットを4個搭載したほか、ルーティング機能、IPsec VPN機能、アプリケーションの通信を可視化するセキュリティ機能「AppSecure」などを搭載している。

発表された、SRX シリーズ(強化版)には、Juniper Networks SRX240 / SRX240 PoE / SRX240 Basicがあり、主な概要として、ファイアウォールスループットが1.8 Gbps、IPsec VPN(AES)スループットが600 Mbps、サイズがW445×L381×H44 mm (1U)、質量が5.1 kg / 5.6 kg(SRX240 PoE)となっている。価格は、59万9,800円(税別)から。