トンボ鉛筆は3月11日、金沢大学の柴田克之教授と共同で、だれでも最適な持ち方と角度で使用できる修正テープ「MONO ergo(モノ・エルゴ)」を開発したと発表した。同製品は3月20日に発売予定。

MONO ergo

MONO ergoは最適な持ち方を導くエルゴノミクスデザインを採用した修正テープ。製品の形状や、指の位置を示すマークによって親指・人差し指・中指の位置をリードし、紙に対してヘッドが最適な角度(45~60度)になるように設計されている。

親指の位置をリードするサムマーク

ヘッド部分には、手ブレや紙面のわずかな凹凸を吸収する新開発のトレーサブルヘッドが採用されている。ヘッド全体がフレキシブルに動き、柔らかいヘラのように紙に密着するという。

トレーサブルヘッド

MONO ergoのテープ幅は4.2mm / 5mm / 6mmの3種類で、長さはすべて10m。5mm幅のみブルー / グリーン / ピンクの3色が用意されている。

本体のメーカー希望小売価格は全種315円で、交換用カートリッジは189円。同社は年間55万個の販売を予定している。