SCSKは3月11日、国内で11箇所目となる新データセンター(netXDC)を千葉県印西市に建設すると発表した。
今回建設する新データセンターは、2012年SCSKの既存データセンター横に取得した土地(19,260平方メートル)に、第I期棟として建設するもので、延床面積は約13,000平方メートル(1,600ラック規模)を予定しており、これによりSCSKの全データセンターの延床面積は約73,000平方メートル(約2割増加)となる。
また、今後のデータセンター需要の動向に応じ、延床面積は最大36,000平方メートル(4,800ラック規模)までの拡張も検討することとしており、その場合、SCSKのデータセンターの延床面積は最大で約96,000平方メートルと国内有数の規模となるとしている。
新データセンターの主な特徴は、1,600ラック規模の大型データセンター(I期棟)で、1ラック平均8kVA(実効)が可能な高効率性を備えている。また、耐震性の確保として、縦揺れと横揺れの両方を低減する技術の導入を予定しているほか、運用SEを常駐配置することによる運用サービスを提供するとしている。
新データセンター建設の主な概要として、所在地は千葉県印西市、敷地面積は19,260平方メートル(5,836.37坪)、竣工予定時期は2014年12月、冷却設備は外気冷却+高効率インバータターボ冷凍機、ラック数は1,600ラック(I期棟)となっている。
データセンター建設にかかる総投資額は145億円程度となる見込みで、2014年末のサービス提供開始を予定している。