東京ミッドタウンは、次世代を担うアーティストやデザイナーの発掘・応援を目的とした「Tokyo Midtown Award 2013」の開催を発表。<アートコンペ>と<デザインコンペ>の 2部門で作品を募集する。

「Tokyo Midtown Award 2013」シンボルマーク

アートコンペのテーマは、一昨年、昨年と同様の「都市」で、応募期間は5月16日~6月6日(必着)。賞金は、グランプリ(1点)が100万円、準グランプリ(1点)が50万円、優秀賞(4点)が10万円。メディア・アーティストの八谷和彦、アーティストの中山ダイスケ、彫刻家の土屋公雄、東京ミッドタウンアートワークディレクターの清水敏男、フリーランス・キュレーターの児島やよいが務める。

また、デザインコンペのテーマは「まん中」 。応募期間は7月1日~7月29日(必着)。賞金は、グランプリ(1点)が100万円、準グランプリ(1点)が50万円、優秀賞(1点)が30万円、審査員特別賞(5点)が5万円。審査員はグラフィックデザイナーの原研哉、プロダクトデザイナーの柴田文江、グラフィックデザイナーの佐藤卓、放送作家の小山薫堂、アートディレクターの水野学が務める。

なお、いずれのコンペもも出品料は無料で、参加資格は応募書類の提出時点で39歳以下であることと、審査日程に東京ミッドタウンへ足を運ぶこと(デザインコンペは8月下旬~10月中旬に日本に滞在あるいは在住していることが条件)。国籍不問で個人、グループ参加どちらも可能となっている。デザインコンペ受賞者に対して作品の商品化のサポートを実施し、グランプリ受賞者は香港で開催される「Business of Design Week 2013」へ招待。アートコンペのグランプリ受賞者は University of Hawaii のアートプログラム「Intersections」への参加権が贈られる。加えて、各受賞者の作品発表の機会として、東京ミッドタウンが開催するイベント内で作品を展示する「ストリートミュージアム」(2014 年初春予定)への参加の機会を提供する。

ちなみに、応募に必要な用紙は3月22日に東京ミッドタウン公式Webサイトよりダウンロード可能な状態となる予定。募集の詳細についても同Webサイトを参照してほしい。