世界最大級の欧文書体数を誇るドイツのフォントメーカー・Linotypeは、親会社であるMonotypeと統合し、3月4日より社名を「Monotype」に変更した。同社ではこれを記念して、有料販売していたOpen Typeフォント全8書体(2セットx各4書体)の無料配布を開始している。無料配布は4月3日(現地時間)まで。

「Free Monotype Celebration Selection 1」

「Free Monotype Celebration Selection 2」

無料配布されているのは、「Free Monotype Celebration Selection 1」(通常価格:2万4,125円)と「Free Monotype Celebration Selection 2」(通常価格:2万5,875円)の2セット。Selection 1には「Neue Frutiger Heavy」「Akko Rounded Thin」「Gill Sans Bold Italic」「ITC Galliard Roman」という4書体が、Selection 2には「Slate Light」「Neo Tech Black 」「Neue Haas Grotesk Thin」「ITC Officina Serif Medium」という4書体が収録されている。いずれもライセンス数は5つあり、5台までのコンピューターにインストール可能だ。

なお、ダウンロードには、氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを入力し、ユーザーアカウントを作成する必要がある。詳細およびダウンロードは同社Webサイトから。