MONO-LAB-JAPANは、東京大学との産学共同プロジェクトにより誕生した「akamondesk(赤門机)」を発売した。
「赤門机」は、東京大学大学院教育学研究科牧野研究室、牧野篤教授、東大大学院生、大学生が中心となり、民間企業との産学共同プロジェクトによって生まれたもの。机を作業台とみなすのではなく、"人間との相互関係から価値を生み出す創造的な空間"と位置づけ、集中力が増し創造性が発揮されるデザインを追及。受験生や経営者、研究者、企画担当者などの利用を想定して開発された。
また、この机は円弧を利用したデザインとなっており、各ゾーンを脳の部位になぞらえて配置。45度右に椅子を回すと「ホワイトボードゾーン」、左に45度椅子を回せば「コルクボードゾーン」があり、それぞれの領域で異なる作業を行い、思考が整理できたらセンターゾーンに椅子を戻して集中する、という利用シーンを想定している。また、消しゴムのかすを片付けるために天板に小さな穴が開けられているほか、収納袖机の中身を一目で確認できるよう机右端の天板が透明なガラスになっているなど、利便性を高めるための工夫もこらされている。
なお、「赤門机」の価格は49万8,000円。オプションとして、「Side Table-袖机-」(6万5,000円)、「Fashion Light-蛍光灯-」(5万4,000円)、「Focus Mat-集中マット-」(1万5,000円)がラインナップされている。