TowerJazzは、カスタマイズした静電気放電(ESD)回路やパワーマネジメント回路のチェックを含む最新の0.18μm製品向けの回路信頼性検証が可能なMentor Graphicsの「Calibre PERC」のルールデックを発行したと発表した。

これらの検証基準の多くは、Calibre PERC製品独自の回路図(ネットリスト)と物理的レイアウト情報を組み合わせる能力を活かしてオートメーション化されたものだという。

Calibre PERCのチェック項目には、トランジスタゲートがパッドと直接接続されていないことを確認するデバイス帯電モデル(CDM)検証、I/Oパッドに対するESD保護および低電圧デバイスまたはドメインとつながるHV信号を回避するパワーマネジメント伝播ルールが含まれており、これらについてTowerJazzでは、特定のレイアウトDRCとトポロジチェックを実装したほか、デザインキットはユーザー相互に高度なデックをサポートするために包括的なルールチェックを備え、年内中にさらに強化することを予定しているとコメントしている。

なお、0.13μテクノロジー用のリリースはユーザーのニーズによって、利用可能となる予定だという。