マピオンとTFペイメントサービス(TFPS)は3月4日、モバイルゲームで入手したオリジナル特典ポイントを、実店舗でのショッピングで使うことができる新しいサービスを開発したと発表した。

マピオンは、会員数107万人超のモバイル位置情報ゲーム「ケータイ国盗り合戦」をベースとしたO2O(オンライン トゥ オフライン)プラットフォーム「Starmp / スタンプ」において、ゲーム内のミッション達成度に応じてポイントを取得できる特典システム「star/スター」を展開している。

一方、TFPSは、NFC技術を活用したクラウド型決済プラットフォームサービス「Thincacloud / シンカクラウド」を提供している。シンカクラウドは店頭での決済とインターネット上での決済に対応しており、各種電子マネーの決済に加え、近距離無線通信規格のNFCを使った顧客誘致など、O2Oによるサービスにも活用できる。

今回の新サービスでは、NFC技術の活用と両社のプラットフォームサービスの連携により、利用者がスマートフォンなどをかざすだけで決済が終了する。また、顧客誘導から決済までの一連のマーケティングデータを取得して、店舗経営に活用することもできる。両社は同サービスにより、020サービスをより効果的に展開できるとしている。

新サービスの利用イメージ