Smart IntegrationとシンガポールIntraixは3月5日、Intraixが日本市場向け開発したHEMSシステム「Luterio Intraix(ルテリオ イントライクス)」を、2013年6月より、東京、奈良、沖縄にて展開していくことで合意したことを発表した。
同システムは、家屋のブレーカーに接続するだけで、すべての家電の稼働状況を確認することができるようになるもので、HEMSの従来の機能である電気代の予算化・消費予測に加え、電気メーターから収集したデータをIntraix独自のデータ分析エンジン「Green Voice Algorism」に送信することで、ユーザーが独自のポイント「Green Credits」を貯めることが可能で、そのポイントを使って提携店などで景品に交換することが可能となっている。
また、スマートフォンにアプリケーションをインストールすることで「グリーンチャレンジ」というゲームに参加することができ、そこで提示される電力消費のデータ解析に基づいた節電目標を実践することでも、グリーンポイントを貯めることができるようになる予定だとしており、こうした節電に対するインセンティブを増やすことで、楽しく節電できるようになるとしている。
なお、Smart Integrationでは、同システムを初年度で5000~8000軒に導入してもらい、その後、2014年度で1万軒、2015年度で3万軒の導入を目指すとしている。