Net Applicationsから2013年2月のデスクトップOSシェアが発表された。圧倒的な市場シェアをもつWindowsだがここ数カ月は減少が続いており、Macが成長を続けている。Linuxはシェアを伸ばしていないが、落ち込むこともなかった。
2013年2月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告 |
2013年2月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告 |
順位 | OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows | 91.62% | ↓ | 微減 |
2 | Mac | 7.17% | ↑ | 微増 |
3 | Linux | 1.21% | = |
順位 | バージョン別OS | シェア | 推移 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | Windows 7 | 44.55% | ↑ | 微増 |
2 | Windows XP | 38.99% | ↓ | 微減。減少傾向 |
3 | Windows Vista | 5.17% | ↓ | 減少傾向 |
4 | Windows 8 | 2.67% | ↑ | 上昇傾向。5位から4位へ |
5 | Mac OS X 10.8 | 2.61% | ↑ | 成長傾向。4位から5位へ |
6 | Mac OS X 10.6 | 1.97% | ↓ | 減少傾向 |
7 | Mac OS X 10.7 | 1.93% | ↓ | 減少傾向 |
8 | Linux | 1.21% | = | |
9 | Mac OS X 10.5 | 0.51% | ↓ |
1月に初めてシェアを落としたWindows 7だったが、2月の調査ではシェアを回復させている。同様に1月にシェアを持ち直したWindows XPが、2月には減少に転じている。Windows XPのサポート終了がまもなく1年を切るため、Windows 7のシェア拡大とWindows XPの下落が続くことが予想される。
Windowsのバージョン別においてWindows 8の成長も続いている。1月にMacの旧バージョンよりもシェアを持つようになっていたが、ついにMountain Lion(OS X 10.8)も抜いて第4のOSとなった。力強く成長しているとは言えないWindows 8だが、減少傾向にあるWindows Vistaといつ頃交代するのか注目しておきたい。