NECは3月1日、現地法人のNEC台湾を通して、台湾の大手コンビニエンスストアである台湾セブンイレブンへ、次世代店舗システム機器として最新の一体型POS端末1万1000台と発注端末(GOT)1万台を提供したことを発表した。
台湾セブンイレブンは、台湾全土において約5000店を展開しており、今回、店舗システム機器の刷新にあたり、省スペースで長期利用できるPOS端末や、機能性と利便性に優れたGOTの導入を目指していたという。
NECが提供したPOS端末は15インチのディスプレイ2面と回転式のキーボードを備えたもので、プリンタも一体化している。本体ストレージは対衝撃性に優れたSSDとなっており、画面のバックライトにLEDを採用することで長寿命化も図られている。
またGOTに関しては、スキャナによる検品・棚卸機能を備えたハンディターミナルと、発注・情報参照機能を備えたGOTを一体化した端末を新たに製品化し、提供したという。これにより1台の端末で発注・検品・棚卸業務が行え、システム機器導入費用の削減と、商品管理業務の効率化が可能になる。