ブライトコーブは、米BrightcoveがHTML5動画の総合的なマネタイゼーション(収益化)ソリューションの販売を現地時間2013年2月26日に開始したと発表した。

「Brightcove Video Cloud」収益化解析

同ソリューションにはVAST準拠のプレロール、ミッドロール、およびポストロール広告、広告ポリシーの動的な設定と変更が可能な新しいHTML5動画プレーヤAPI、そしてFreeWheel、Google、Videoplaza、YuMeなどの主要な広告サーバに対応したHTML5動画プラグインが含まれる。

オンライン動画プラットフォーム「Brightcove Video Cloud(以下、Video Cloud)」により、広告機能を持つメディア企業は豊富な機能を活用して、各種デスクトップやモバイルデバイス、多種多様なオペレーティングシステムやWebブラウザで、オンライン動画による潜在的な収益を安定的、継続的に高めることができる。

ブライトコーブのスマートプレーヤにより、メディア会社は自社の広告統合機能をHTML5とFlashベースのデスクトップとモバイル デバイスの両方で一貫性と信頼性を確保しながら機能させることができ、広告パートナーは容易に統合が行える。Video CloudプラットフォームはFreeWheel、Videoplaza、YuMeの広告サーバ用にHTML5動画プラグイン サポートを提供し、その他30種類以上の広告サーバとネットワーク用にはFlash動画サポートも提供。

「Brightcove Video Cloud」広告管理

FlashとHTML5の両方でGoogleのIMA3 SDKをサポートする初のオンライン動画プラットフォームでもあるVideo Cloudを使用することで、パブリッシャはDoubleClick for Publishers(DFP)動画モジュールの高度な機能を利用できる。

スマートプレーヤフレームワークにより、Windows 8など、新たに登場するプラットフォームやオペレーティング システムにも対応できるようになるため、オンライン動画への投資や広告戦略が無駄にならない。

Video Cloudの画期的な抽象レイヤーによって、ユーザはあらゆる手間や開発コストから解放され、その結果、Flashなどのサードパーティ プラグインに未対応のWindows 8導入後も、既存の広告統合機能を維持したまま、難なくVideo Cloudプレーヤを継続的に利用することができる。