ジェイズ・コミュニケーションは26日、Juniper Networksが開発したレイヤ3 Ethernet スイッチ『Juniper Networks EX4550 シリーズ』の販売をパートナー企業を通じて開始すると発表した。価格は285万円(税抜・設置調整費別)。

同製品は、EX4500のラインで、ワイヤスピード10Gbpsのポートを最大48個、コンパクトな1Uサイズの筐体に搭載可能な新モデル。10GbE SFP/SFP+ 32ポートのファイバーベースバージョンから提供を開始し、その後100M/1GBASE-T/10GBASE-T 32ポートの銅線ベースバージョンを順次提供予定となっている。

Juniper Networks EX4550-32F-AFO / EX4550-32F-AFI

EX4550は、Juniper Networksの独自技術である、バーチャルシャーシテクノロジーに対応しており、EX4200 とEX4500を任意に組み合わせて、最大10台のスイッチを相互接続して、単一の論理デバイスとして運用できる。そのため、スイッチの管理負担の少ないネットワークの構築ができる。

スペックは、スイッチファブリックが960Gbps、最大転送レートが714Mpps(ワイヤスピード)。最大MACアドレスが32,000、最大IPv4ユニキャストルートが10,000、最大VLANが4,096。サイズ幅が4407mm、奥行きが4699mm、高さが437mm(1U)、電源は650Wでデュアル対応。

同社は、データセンターや、企業のコアスイッチなど、高い要件を必要とする市場に積極的に販売活動を行っていくとしている。