マイリングは、2012年5月にリリースした雇用創出クラウドファンディング「マイリングHR」ベータ版のテストの終了と、正式オープンについて発表した。
現在、日本の雇用環境は大変深刻な状況となっており、この深刻な課題に取り組むべく同社は「人材への投資」、「雇用の創出」をテーマに掲げたクラウドファンディングの仕組みをスタートした。
同サービスは、共感し応援をしたいと思える企業やNPOに対して、応援者(ファン)が資金を出し合い、集まった資金を利用して事業者に人材を雇用してもらう「日本初のSocial Employment Fund」で、みんなで力を合わせ、ソーシャルの力で雇用創出を実現する、新しい社会貢献の形。
各雇用創出プロジェクトへの応援は一口3,000円から、誰でも行うことができ、皆の応援が集まる事により、人手不足や採用活動で困っている事業者の手助けができるのと同時に、被災地を中心に深刻な社会問題ともなっている現代日本の厳しい雇用環境を、少しずつでも改善していくことが可能となる。
また、申込み期間内に応援の申込みが目標金額に達しない場合は、プロジェクト不成立となり、この場合、既に支払われた金額の全額が返金される。
集められた応援の金額は、企業やNPOの人件費や福利厚生費として活用され、後日、人材の活躍によって得られた成果物(モノや体験・サービス)を、ファンの元に届ける。
今回の正式オープンより「マイリングHR」に参加する各雇用創出プロジェクトの、ファンディング開始前のレポートを掲載するプレビューレポート・システムを導入。ファンディング開始前の、ファンに対する周知とコミュニケーションを増やすことにより、プロジェクトの成功率を高める。