弥生は、同社製品を使用した給与計算の実務処理を基準とした日常業務の実務処理スキルを評価する「弥生検定 パソコン給与事務3級」を4月8日より開始すると発表した。

弥生検定は、実際の業務の理解度や、弥生製品を使用して業務を処理する能力を問う試験で、2011年9月より実施。これまで、弥生製品を使用した総務・経理の実務処理のスキルについての明確な指標がなく、雇用の際に職場における実務経験の証明が難しい状況にあったことから、検定の開始に至った。

試験内容はそのレベルに応じて、1級から3級と3段階に分かれており、すべての級において、弥生製品を実際に使用し、その習熟度を問う内容となっている。

「弥生検定 パソコン給与事務」の概要

今回開始した「弥生検定 パソコン給与事務3級」の内容は、知識問題が「勤怠管理の基礎知識と計算/支給項目の基礎知識と計算/各種保険料の控除と納付/所得税・住民税の控除と納付」、操作問題が「弥生給与の機能」で当月の給与計算にかかる各種従業員情報の変更を弥生給与へ反映した後、当月の給与計算を行い、設問の数値を弥生給与から読み取って解答する内容となっている。

弥生では、今回開始する「弥生検定 パソコン給与事務3級」の受験者を年間1,000人見込んでおり、年内中に2級の開催も予定している。

なお、3月25日から9月30日の期間中、受験の申し込み者を対象に、受験料が通常7,500円のところ4,800円となる「弥生検定 パソコン給与事務3級 開始記念キャンペーン」を開催する。