ARMとSTMicroelectronicsは、ARM Cortex-Mプロセッサ搭載マイコン向けにMathWorksの「MATLAB」および「Simulink」とともに、「Embedded Coder」のサポートを開始するとを発表した。

この共同プロジェクトは、MathWorksの全面的なサポートを受けており、「MATLAB」と「Simulink」でアルゴリズムを作成した後、それらのモデルをPIL(Processor In the Loop)シミュレーションでターゲット化、統合、デバッグおよびテストすることが可能になる。

「Embedded Coder」で生成したC言語コードは「STM32」の評価ボード上で実行され、デバッガのKeil Microcontroller Development Kit(MDK-ARM)が「Simulink」と直接インタフェースし、コードの統合をさらに簡略化する。

現在、新しい「Embedded Coder」は、早期導入者向けにARMよりベータ版を提供しており、4月より一般ダウンロード販売が開始される予定。