NECは26日、専門店向けのPOSパッケージソフトウェア「PC-POS MATE」について、タブレット端末でのPOS機能利用を実現するオプション機能を同日より発売開始すると発表した。出荷時期は、2013年7月の予定。

「PC-POS MATE」は、基本的な売上登録、返品処理など、POS機能の他、店舗管理や顧客管理など店舗運営に必要な機能を業務単位で利用できるソフトウェアで、今回、POS機能のオプションとして、タブレット端末でのPOS機能を利用することができるようになった。

同オプション機能により、1台のPOS端末やPC端末を親機とし、タブレット端末を子機として売上登録などが可能となる。

システム構成例

同社によると、一例として、タブレット端末に、バーコードスキャナやプリンタなどを無線接続させ、繁忙期にPOSレジを追加する「応援POS」や、精算の列が長い際に、事前に売上登録をしておく「前捌きPOS」として活用することができるという。

同機能は、ブラウザ型で提供されるため、マルチデバイス、マルチOSに対応おり、タブレット端末をPOS端末として利用できる。

オプション機能の価格は、1ライセンスあたり10万円(税別)となっている。