SAP AG(以下、SAP)とNetApp(以下、ネットアップ)は2月25日、SAP HANAプラットフォームとSAP NetWeaver Landscape Virtualization Management ソフトウェアを含む次世代ソリューションへの取り組みで連携を強化すると発表した。
あらゆる種類のデータが爆発的に増加する中、SAP HANAはビッグデータ分析とリアルタイムな意思決定を可能にすると同時に、生産性を高め、企業の革新を後押しする。
SAPの革新的なデータベースソリューションをネットアップのストレージとデータ管理ソリューションで補完することにより、両社は顧客にSAPアプリケーション向けのアジャイル データ インフラの提供を通じ、競合優位性の向上とコストの削減を実現する。
Cisco Unified Computing System(Cisco UCS)とネットアップのストレージシステムを統合したSAP HANA向けのCisco UCSとNetAppストレージの連携ソリューションは、シンプルな管理と非常に高い拡張性/システム可用性を提供する。
シスコとネットアップの共同開発であるFlexPodを含む、ネットアップのストレージ/データ管理ソリューションは、ルーチン管理タスクの自動化により、コスト、ハードウェア、消費電力の削減、およびSAPソリューションのランドスケープ管理の簡素化を実現し、SAP NetWeaver Landscape Virtualization Managementを補完する。
また、富士通とネットアップは10年以上にわたる提携関係を築き、SAP HANA向け最新アプライアンス、SAP HANA対応のFlexFrame Orchestratorや既存のSAPワークロードを含む、コンバージドインフラソリューションを提供、これにより、コスト削減と同時にSLAと柔軟性の向上を実現する。
これらの技術を通じ、ネットアップは従来のSAPソリューションとSAP HANAの両方を利用する顧客向けソリューションの提供をサポート。このビルディングブロックアーキテクチャは論理的に無制限の拡張性と高可用性を提供し、ノンストップ運用を支援する。