アマゾン ジャパンはこのほど、Amazon.co.jpの電子書籍販売における2012年の出版社別ランキングを発表した。ランキングは2012年10月のKindleストア開始日から2012年末までの電子書籍販売金額をもとに集計している。

発表によると、2012年は「ジョジョの奇妙な冒険」や「HUNTER×HUNTER」など、人気マンガタイトルを積極的に電子化した集英社がランキング1位を獲得している。2位、3位には、数多くの商品点数を揃えた講談社、角川グループが続いている。なお、角川グループは角川書店・アスキーメディアワークス・エンターブレイン・角川学芸出版・角川マガジンズ・中経出版・新人物往 来社・富士見書房・メディアファクトリー・ブックウォーカーを含んだものとなっている。

Amazon.co.jp 2012年 電子書籍部門 出版社別ランキング(発表資料より)

ランキングには電子書籍の特性を販売戦略にいかした出版社が目立ち、人気タイトルをいち早く電子化している出版社や、価格施策によるプロモーションを大きく打ち出した出版社、新刊予約や同時発売のメリットを活用した出版社が上位にランキングする傾向がみられる結果となった。

また同社では、和書販売の出版社売上ランキングも発表している