日本情報通信(以下、NI+C)は、Webサイトやモバイル、実店舗などさまざまな顧客接点をまたがる「クロスチャネル」で、オンラインとオフラインの購買活動を相互連携させる「オンライン・ツー・オフライン(O2O)マーケティング」を実現するためのクラウド・サービス「Interactive Marketing On Demand」の販売を、2月22日から開始すると発表した。
「Interactive Marketing On Demand」は、日本IBMのスマーター・コマース向けソフトウェア製品を月額料金のクラウド・サービスとして提供するもの。
本サービスは、複数の顧客接点を統合し、マーケティングにおける販売促進キャンペーンの計画から実行、測定までを支援する「キャンペーン管理」を主軸に、多言語・多通貨対応のeコマース・サイト構築を実現し、グローバルなビジネス展開を支援する「eコマース」、調達から販売までのサプライチェーンを管理する「オーダー管理」、および、さまざまなプロトコルに対応することでグループ会社や提携会社間など複数企業間での多様な業務におけるデータ連携を実現する「データ連携」の4つのサービスを個別あるいは統合ソリューションとして月額料金のクラウド・サービスで提供する。
具体的には、キャンペーン管理では「IBM Campaign(旧称Unica Campaign)」、eコマースでは「WebSphere Commerce」、オーダー管理では「Sterling Order Management」、データ連携では「Sterling B2B Integrator」と「Sterling Connect Direct」とIBMのソフトウェア製品をSoftware-as-a-Service(SaaS)として提供する。
また、NI+Cと協業するマーケティング会社により、マーケティングに関するさまざまなサービスをオプションとして提供し、サービス利用企業のマーケティング施策における課題解決を支援する。