フラッシュバックジャパン20日は、アドビ システムズの映像制作ソフト「After Effects」と「Premiere Pro」に対応するプラグイン「RE:Match」(リマッチ)を発売した。価格は、スタンダード版「RE:Match Standard」が9,870円、プロ版「RE:Match Pro」が3万5,700円。

「RE:Match」の操作画面

同プラグインは、マルチカメラの収録素材など、異なる2つの映像の色調・質感・コントラストを自動で補正、マッチングさせるプラグイン。例えば、マルチカメラで収録した際に、引きのAカメラと寄りのBカメラで色味が異なってしまった場合、Bカメラ撮影クリップにエフェクトを適用してAカメラ撮影クリップを参照することで、色調などをマッチングすることができる。マッチングは、参照したクリップをピクセル単位で解析して自動で行われ、露出オーバーや広いダイナミックレンジの映像もマッチング可能。

さらに、プロ版では立体視の映像制作にも対応し、片方の映像のみに発生してしまったリフレクション、スペキュラハイライト、レンズフレアなどを除去、または生成し、左右のイメージを一致させることができる。

対応アプリケーションは、Adobe After Effects CS5 / CS5.5 / CS6、Adobe Premiere Pro CS5 / CS5.5 / CS6。対応OSは、Mac OS X 10.6以降、Windows Vista以降。販売形態はダウンロードで、インターフェイスは英語となる。