エルメス財団は、アートユニット「パラモデル」の新作展「「パラの模型/ぼくらの空中楼閣」パラモデル展」を開催している。会期は5月6日まで(会期中無休)、開場時間は月曜~土曜が11:00~20:00(最終入場19:30)、日曜が11:00~19:00(最終入場18:30)。会場は東京都中央区・銀座のメゾンエルメス8階フォーラム。入場無料。

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同展は、プラレールやミニカーといった玩具で空間を埋め尽くす展示で注目を集めるアートユニット「パラモデル」による新作インスタレーションを展示するもの。今回の展示では、同ユニットの林泰彦と中野裕介がそれぞれの手法で作品を制作しており、空間をどこまでも模型化してゆくインスタレーションや、仮囲いシートに施された空中楼閣のようなドローイングなどを展開する。

なお、パラモデルは京都市立芸術大学卒の林泰彦と中野裕介のふたりが2001年に結成したアートユニット。プラレールやミニカーといった玩具を用いたインスタレーションで知られる。ユニット名である「パラモデル」は、彼らの制作哲学そのものを示すキーワードとして、過去から現在に至るまで展覧会や作品のタイトルなどにも頻繁に使用されている。