共同印刷は、BPOサービス事業拡大のため、二次元コードを利用して受付業務を効率化する電子フォームシステム「Form α」を開発、本システムを使ったBPOサービスの提供を2月から開始すると発表した。
同社では、業務時間の短縮やユーザーの利便性向上を実現するため、HTML5など電子出版で培った技術を応用して、受付業務を効率化する電子フォームシステムを開発。本サービスの提供方式は、フォーム入力後、二次元コードを付与した出力紙に捺印して必要書類とともに郵送する「オフライン版」と、データ伝送が可能な「オンライン版」の2種類。
「Form α」は、「紙」で使用しているデザインをそのまま電子フォームへ転用でき、入力内容のチェック機能を持つ。そして、入力内容を二次元コード化し、エントリー業務でのパンチ入力を二次元コード読み取りへ変更し、受付業務の手間や日数を改善する。
システムは、PC、iPad、Android端末で使用可能で、オンライン版はクラウド環境を利用して端末からデータを直接転送する機能を実装。サーバがなくても導入可能となっている。
システム導入費は、オフライン版(フォームビューア)が、コンテンツ制作費37万円から、ライセンス費6万円(1コンテンツ)。オンライン版(フォームビューア+フォームサーバ)が、初期費用120万円(データセンター利用時)、月額利用料15万円。