楽天は、京都府宇治市の立命館宇治中学校・高等学校が、デジタル教育と読書教育の一環として、電子ブックリーダー「kobo Touch」約1,600台を導入すると発表した。
立命館宇治中高では、4月の新学期から「kobo Touch」を全生徒に配布し利用を開始する予定で、生徒は中学・高校ともに学業修了まで自由に利用することができ、同校では、主に朝の読書の時間に利用するほか、授業での利用も検討する。楽天によれば、国内の教育機関における全生徒を対象とした電子ブックリーダーの導入は、今回が初だという。
同校では、全校一貫して読書教育に注力しており、特に中学校では基礎学習の「スタディスキル」として「読書力」を掲げ、3年間で100冊2万ページを読了することを目指している。
立命館宇治中高では、さらなる読書教育の推進を目的に「kobo活用委員会」を設置し、教育分野における積極的な電子ブックリーダーの活用を促進する。
楽天は、同社が推進する教育振興の一環として、今回「kobo Touch」を寄贈するとともに、新学期開始以降には運営する電子書籍ストアの「koboイーブックストア」において立命館宇治中高向けの特集を用意し、学校推薦のコンテンツを紹介していく。