日立システムズは14日、業種を超えた複数の企業間でデータを相互活用できる情報基盤を提供し、異業種間のデータ流通やビジネスマッチングを支援するオープンイノベーションサービス「Smart Business Gateway(スマートビジネスゲートウェイ)」を開始すると発表した。
同サービスは、ソーシャルデータや顧客・ビジネスパートナーが有するデータを、高セキュリティな同社データセンターで安全に保管するとともに、独自のデータブレンド技術(データ正規化、匿名化、フォーマット変換)などを活用し、データを業種を超えた企業間で流通・相互活用することや、新サービスの創出、ビジネスマッチングを支援するサービス。
サービス活用の第一弾として、ホットリンク、インフォライズと協業し、3社のサービスやデータを組み合わせた、ソーシャルメディアデータのデータ活用・分析サービスを開始。さらに、その後も同サービスの機能強化を図るとともに、異業種間での連携による新たなビジネスの創出や、事業拡大を支援していく。
日立システムズは、「Smart Business Gateway」の提供を通じ2015年度末までに累計100億円の売上を目指す。