ALBERTは13日、データを入力するだけで優良顧客の抽出や顧客クラスタリング、アソシエーション分析や時系列予測などが行なえるクラウド型データマイニングエンジン「smarticA!データマイニングエンジン」を独自開発したと発表した。
データマイニングにおいて、80%以上の時間がデータクレンジングなど、分析に入るまでの前処理にかかるといわれており、ソフトウェアを導入しても有用な結果を出せない理由の1つとなっているが、同ソフトウェアの導入により、導入前に一度設定をするだけで異常値処理、データ成形、変数選択などの前処理の時間を飛躍的に短縮して解析を実行できる。
一般的なソフトウェアのようにアルゴリズムがブラックボックス化されていないため、導入企業側で独自のチューニングが可能で、更に、ALBERTでは専門のコンサルタントが精度向上のためのチューニングを支援するサービスも用意している。
「smarticA!データマイニングエンジン」は、CRMの最適化やサプライチェーンマネジメントに不可欠な4つ「エクストラクション」、「クラスタリング」、「アソシエーション」、「プレディクション」の解析機能を搭載している。
同ソフトウェアは同社が提供する「smarticA!」のソリューション群の1つとして新たに加わったもので、2012年に発表した「smarticA!キャンペーンマネジメント」ともシームレスに連携が可能。