博報堂は、グループ企業である博報堂プロダクツと博報堂アイ・スタジオとで共同開発した、スマートフォンを従来の広告にかざすだけで、様々な詳細情報やサービスコンテンツをユーザーに提供する広告体験プラットフォーム「広告+」を2月18日にサービスインし、iPhone用アプリの提供を開始すると発表した。
広告体験プラットフォーム「広告+」 |
このサービスは、無料でダウンロードできるiPhone用アプリを用いて、TVCM、新聞や雑誌の広告、野外の看板、ポスター、パッケージなどにiPhoneをかざして画像認識させることにより、自動で広告主が指定するWEBコンテンツを表示し、閲覧者に便利な情報や特典などを提供するプラットフォームとなっている。
最新の画像認識技術(NECの「GAZIRU」)の利用により、広告主が掲出中の広告出稿のスタイルを変えたり、広告にQRコードや特別な画像を新たに付加することなく「広告+」に現在出稿している広告の情報を登録するだけでサービスが利用できる。また、映像を含めたあらゆる広告を対象とすることが可能(音声認識には対応していないため、ラジオ広告は対象外)。
さらに、スマートフォンのGPS機能等の活用で、ユーザーが広告に接触した時期や場所に応じ、最適なサービスや情報を提供・発信することができる。つまり、同一の広告物からであっても、時期・場所によって異なるサービスコンテンツを提供することが可能。