TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2013年2月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2013年2月におけるインデックスは次のとおり。

プログラミング言語 インデックス 備考
1 Java 18.387 2位から1位へ
2 C 17.080 1位から2位へ
3 Objective-C 9.803
4 C++ 8.758
5 C# 6.680
6 PHP 5.074
7 Python 4.949 8位から7位へ
8 (Visual)Basic 4.648 7位から8位へ
9 Perl 2.252
10 Ruby 1.752 11位から10位へ
11 JavaScript 1.423 10位から11位へ
12 Visual Basic .NET 1.007

今月もっとも注目すべきは、JavaがCを抜いて1位に返り咲いている事だろう。Javaは2010年6月よりもっとも人気のあるプログラミング言語としてトップの座に君臨していたが、2011年後半より人気に陰りが見え始め、昨年4月にC言語に首位を奪われていた。

10ヶ月ぶりに1位となったJavaについて、TIOBEではAndroidの成功に後押しされた結果だとしており、昨年後半だけで2.03%のプラスとすべてのプログラミング言語の中でもっとも市場シェアを増加させているとしている。また、(Visual)Basicを抜いて7位に順位を上げたPythonもこの半年で1.07%ほど増加しており、6位のPHPの人気にせまりつつある。